FC2ブログとは
FC2ブログは、FC2,Inc.が運営している無料ブログサービスです。
FC2はブログだけでなく、レンタルサーバー、ドメイン、チャット、アクセス解析、掲示板、アクセスカウンター等、様々なサービスを無料版・有料版で提供しています。
かつてテレビCMも打っていたアメブロなどの他の企業とは違いメディア露出がかなり少ないことから、ここ数年のスマートフォンの普及と同時にインターネットの利用を始めた方にとっては、FC2ブログは少し印象が薄いかもしれません。
しかし、FC2は2004年からブログサービスを提供し始めているため、十数年前からPCでインターネットを頻繁に利用していた方にとっては比較的老舗であり、馴染みのある存在という認識があるでしょう。
FC2でサーバーをレンタルしてWebサイトを開設し、そこにアクセスカウンターを設置したりFC2ブログへのリンクを貼ったりと、本格的な個人サイトを1人で簡単に作ることもできます。
アメブロを提供しているアメーバはアメーバというサービスの中でユーザーが交流するイメージですが、FC2はサービスの組み合わせがさらに自由になっており、必ずしもFC2サービスの中だけでユーザー同士が交流するというわけではありません。
アメブロへのコメントはアメンバー会員しかできませんが、FC2ブログはFC2のアカウントを持っていない人でもコメントをすることができます。
FC2ブログに風評が書かれた場合
まず検討することとしては、投稿者に削除や修正を依頼することです。
FC2ブログならアメンバー登録が必要なアメブロとは違って誰でもコメントを書き込むことができます。
感情的にならず、淡々と『名誉毀損』や権利侵害にあたるのですぐにやめてほしいこと、やめない場合は訴訟も考えていることなど、要求を書いてください。
「依頼する」というスタンスで「脅し」や「激しい憤り」が滲み出ないよう、シンプルな文章にするのがポイントです。
感情が出てしまうと相手に伝わり、余計にこじれてしまう場合もあります。
FC2ブログの削除は難しい?
本人が取り合ってくれない場合や無視された場合、次に考える手立てがFC2への記事、あるいはブログそのものの削除を依頼することです。
前述の通りFC2はアメリカの法人なので削除は難しいのではないかという不安もあるかと思います。
しかし日本にはFC2の代理店があるので、日本語で対応してもらえます。
依頼を出す場合は、下記の専用フォームを利用します。
■削除依頼のフォーム(誹謗中傷・名誉毀損など)
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=49541
■削除依頼のフォーム(著作権について)
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=458807
削除フォームの入力項目に名前や住所、メールアドレスが必須項目となっていますが、項目の中には『相手に対して削除依頼人の名前の公開を許諾しますか』という質問があるので、ここにチェックを入れれば相手に公開されないのでご安心ください。
このフォームで連絡しただけでは必ずしも削除されるとは限りませんが、本人が応じた場合、FC2が7日以内に返信するように伝えてもそれを無視した場合、かつFC2が問題があると判断した場合には、削除に応じてもらえることがあります。
ただし、削除が行われなくても削除が行われても、FC2側からの返答は無いので、どのような結果になったかどうかは、自分で確認する必要があるのでご注意ください。
これでもまだ削除されない場合
風評を書いた本人がFC2に反論してFC2が許諾した場合、『言論の自由』を盾に削除されないケースも、残念ながらあります。
しかし、そこで泣き寝入りするのはまだ早計です。
該当ページの検索結果の順位を相対的に落とす逆SEO施策等、打てる手はまだありますので、もしお困りの場合は弊社にご相談ください。
■検索結果の削除申請
がFC2ブログから記事は消えないので根本的な解決には至らないというお気持ちはあるかもしれませんが、Google等の検索エンジンに申し立てをすることで、検索結果に表示しないようにしてもらうことが可能です。
これによって当該ページへの流入を絶てるので、被害の拡大はかなり軽減されることが期待できます。
■逆SEO
ただし検索結果の削除を申請することは諸刃の剣でもあります。
検索結果の削除をすると、検索結果の下部に申し立てによって削除された旨の文章とリンクが表示されます。
このリンクからあるページへ飛ぶと、誰が何の権利侵害で申し立てたかが明文化されたものを読むことができてしまうのです。
個人の場合は本名、法人の場合は法人名が表示されます。
Facebook等、実名を使うサービスはありますが、まだ日本人にとっては本名がインターネットに公開されることに抵抗感があるでしょう。
また、法人の場合は相手に気づかれると新たな火種を生んでしまう危険性もあります。
そういった場合は、逆SEOが有効です。
逆SEOについては、下記のページをご参照ください。
→https://fuhyo-sos.com/purpose-solutions/search-results-measures/
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