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ハッシュタグ

ハッシュタグ

ハッシュタグとは


「ハッシュタグ」とは?

ハッシュタグとは、TwitterやInstagram等のSNSで使われる機能のことで、「#」という記号と文字列の組み合わせで使用されます。
自分が投稿する内容の文中であればどこに入れても大丈夫ですが、最後に入力するのが一般的な使い方です。

ハッシュタグをつけることで、検索が簡単にできるようになります。
例えば、「#猫」で検索をして誰かが投稿している猫の画像を閲覧したり、話題の映画の口コミを探したり、企業が用意したハッシュタグをつけて投稿することでキャンペーンに参加したり、気になっているイベントに参加している人の投稿を見て混雑具合を知ることなど、様々な使い方ができます。

ハッシュタグは自由に作成することが可能で、申請も必要なければそれ自体に何かの権利が発生することもありません。

ハッシュタグの成り立ち

元をたどると、ある一人のTwitterユーザーが「#を利用してグループを作るのはどうだろう」と提案して利用し始めたローカルルールでした。
それがいつの間にかユーザーの間で広がり、Twitterが公式にサポートを始めたことがハッシュタグ誕生のきっかけです。

始めは、利用できる文字列はアルファベットだけでした。
例えば、今でこそ日本語も対応しているため「#テレビ朝日」というタグも使われていますが、当初は「#tvasahi」が使われていました。(今は両方使われているようです)
2011年の震災の直後には当時官房長官だった枝野幸男氏が、やつれた様子で記者会見をしていることから「もしかしたら寝ていないのではないか」と噂が広まり、いつのまにか枝野氏を応援する意図で「#edanonero」というハッシュタグが一時的に流行したこともありました。
ハッシュタグが日本語に対応したのはその数ヶ月後、2011年7月13日のことです。
この日から日本語の漢字、ひらがな、カタカナも使用可能となり、「日本語ハッシュタグ」が誕生しました。
日本語に対応したことでよりハッシュタグが身近なものとなった結果、大喜利などの遊び目的で作られたものや、「#山手線」等の交通・災害の情報、企業がキャンペーンのために用意したものまで、様々なハッシュタグが飛び交っています。

このように、ハッシュタグは形や役割を変えながら、世界中に広まり日本のユーザーにも浸透していきました。
そしてハッシュタグの文化はネットユーザーの間で一般的になり、Twitter以外のInstagramやFacebook等、多くのSNSで幅広く利用されるようにまでなったのです。

ハッシュタグの作り方

前述の通り、ハッシュタグを作るのに特別な申請や登録などは一切必要ありません。
「#」に続けて設定したい単語や短い文章を入力し、投稿と#の間にスペースを1つ入れることで、システムに自動的にハッシュタグであると認識してもらえるようになります。
スペースは半角でも全角でも認識されます。

例:
◯◯ちゃんとお散歩してきました♪ #犬 #チワワ

ただし、Instagramの場合は投稿内容とハッシュタグの間、ハッシュタグとハッシュタグの間にスペースがなくても「#」を基準にハッシュタグとして認識されます。
とはいえ、見栄えの良さや好みによって改行やスペースを入れるユーザーが多いようです。

ところで、「#」は「シャープ」ではないということはご存知でしょうか?
実はこの記号「#」は「井げた」といいます。
似たような記号なので間違えないよう、心配であれば「井げた」と入力してみるのも良いかもしれません。
また「#」は以前は半角でしか使用できませんでしたが、最近は全角でも認識されるようになりました。
ただし、「♯(全角のシャープ)」は使用できません。
やはり井げたは井げたであり、シャープではないようです。

ハッシュタグとして利用する文字列は、言語として使用される文字であれば、アルファベットも漢字もアラビア文字もハングル文字も利用可能です。
しかし、記号や句読点、スペースは使えないので注意しましょう。
途中で文字列が切れてしまい、記号等が入る前の中途半端なところでハッシュタグができてしまいます。
現状使用可能でよく使用される記号は「_(半角アンダーバー)」です。
日本語は句読点がなくてもなんとか読むことができますが、英語圏の人が単語を区切るときに使うことがあるようです。

さらに、「#」の後ハッシュタグとして認識される最大文字数を調べてみました。
「#」を除くとTwitterは100文字で、Instagramでは150文字でした。(2017年8月調べ)
あくまで投稿内容の補助としてつけるのが、ハッシュタグ本来の使い方なので、あまり長すぎるハッシュタグを作らないようにしましょう。

ハッシュタグを使う際の注意点

1.投稿の内容にあっているハッシュタグにする
ハッシュタグは自分の手で入力するものなので、自由につけることは可能ですが、当然ながら話題になっているハッシュタグを利用して自分の投稿を見てもらおうなどという魂胆でまったく投稿内容と関係のないハッシュタグを利用すると、他のユーザーから反感を買う恐れがあるのでやめましょう。

2.ハッシュタグをつける数はSNSによって変える
例えば「#犬 #迷子犬 #トイプードル #◯◯県 #◯◯市」のように、短い単語や緊急の要件であれば4つ以上つけている投稿もありますが、基本的には2~3個程度にするのが良いでしょう。
いくつなら大丈夫というラインが明確にあるわけではありませんが、他の投稿を見て研究しながら適切な量のハッシュタグをつけるようにしてください。
つけているハッシュタグの内容や量によってはスパムアカウントと間違われるなど不審に思われてしまう可能性があります。
ただし、これはTwitterでの話です。

Instagramでは逆にたくさんつけるのが良いとされています。

Instagramは単語のみでの検索が不可能で、好みの投稿(写真)を探す場合はハッシュタグを利用する必要があるからです。
そのためフォロワー数を増やしたい人は「#猫 #猫好き #仔猫 #こねこ #ねこ #マンチカン #マンチカン子猫 #もふもふ #にゃんこ #短足 #耳折れ #耳垂れ #cat #cats #catlover #neko #catcute」などたくさんハッシュタグをつけるのが良いとされています。

特にInstagramは投稿された写真を眺めて楽しむという使い方ができるため、海外の人にも写真を見てもらうために英語のハッシュタグをつける人もいます。
ペットや風景の写真はそれが顕著で、日本だけでなく海外にもファンがいるというユーザーも少なくありません。
お互いに言語がわからなくても写真が良ければ充分楽しめるInstagramならではの文化です。

ただし、文章と一緒に投稿する場合、ハッシュタグは30個までしかつけることができません。
文章をつけずに31個以上のハッシュタグをつけるか、文章とともに30個のタグをつけることになります。
尚、Instagramに投稿する際の最大文字数は2200文字なので、いずれの場合も2200文字以内という制限は守らないといけません。

また、Facebookでもハッシュタグは使用できますが、Facebookは基本的に知人や友人とつながるのが目的のSNSなのであまりハッシュタグを利用してユーザーを検索する人はいないと考えられます。

このように、SNSによってハッシュタグがどのように使われているかという文化はバラバラです。
ハッシュタグをつけるときには、投稿する前に設定したいハッシュタグをSNS内で検索してみて、他の人がどれだけ使っているのか、どういう投稿に使われているのかをチェックしてから使ってみると良いでしょう。

ハッシュタグを活用しましょう

Twitter社によると、現在毎日平均1億2500万個のハッシュタグが世界中で使用されているそうです。
この数はTwitterだけなので、1つの投稿にハッシュタグをたくさんつけるのが良いとされているInstagramだと一体いくつになるのでしょうか。
ハッシュタグによって今日も様々な投稿やユーザーと新たに出会える可能性が世界中に広がっています。
マーケティングの一環としてSNSを利用するのであれば、ハッシュタグを活用しない手はありません。


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